年収300万円未満の錬金術

本業の収入が300万円未満のおじさんです。資産は1500万円。日々の副業や臨時収入。過去に副業で稼いだ方法などを綴っていきたいと思います。

恩株の作り方(少額)

 

恩株の作り方(少額)

 

 

最近株式投資の言葉で恩株という言葉がある事を知りました。恩株というのは投資元本を回収済みの株券の事をそう呼ぶそうです。

 

恩株の作り方を調べてたら出てきたので紹介したいと思います。

  1. 株券を購入する。購入した株券の株価が2倍になる(100で10万円になる、200では20万円)
  2. 半分の10010万円分を売る
  3. 投資資金10万円を回収できた「恩株」が完成する

これで投資元本は回収した事になるので会社が倒産して株券が紙くずになっても100%損はしないというのが恩株の考え方のようです。

 

自分の場合はすこし違うやり方(少額)で恩株を作ってるので紹介したいと思います。

 

まず、SBI証券のS株(1株から株券を購入できる)と楽天銀行の配当金受取プログラム(配当金を口座で受け取ると10円が入金される)を組み合わせます。SBI証券で価格の安い低位株を探して1株購入します。この時に無配や赤字が出てる企業の株は買わないようにします。配当金を受け取ります。あとは元金が回収できるまでひたすら放置します。

 

実際に自分が購入した株を紹介したいと思います。音通という会社の株を2017年6月に79円で1株購入しました。この会社は年2回、0.1円ずつ配当金を出しています。0.1円で配当金を出す場合、小数点は切り上げになるので株主は一回の配当につき1円の配当金が貰えます。配当金受取プログラムに登録すれば年間で20円+2円もらえるので、回収率は22÷79×100=27.8%になります。27.8%だと4年で元が取れる計算ですね!

 

これで恩株を作る事ができました。例えばこれが50年続いたとしたら22円×50年=1100円になりますね。とはいっても50年経つ前に会社が倒産や上場廃止、配当金を無配にする可能性もあるし、それまでに配当金受取プログラムのサービスもなくなってると思いますが短期間で元金は回収してるのでそうなっても問題は無いですね。

 

少額投資に抵抗の無い方は是非試してみてください!因みに自分の保有してる単元未満株200銘柄のうち、ほとんどが元本の70%~100%を回収済みです。配当金も年間で12000円(税引き後)ほどいただけてます。

 

別の方法として株券を単元で購入する。購入した株券を売買して利益を出す。その発生した利益で買えるだけ同じ株を買う。これでも恩株ができます。先ほど紹介した配当金+配当金受取プログラムを組み合わせれば元金の回収率も通常より上がると思います。

 

株主優待を利益として考える場合だと回収率がかなり上がる場合があります。例えば自分の持ってる株だとヤマダ電機とかですね。ヤマダ電機は2020年まで1単元株券を保有してる株主に対して株主優待の商品券を年間500円×11枚 6500円分を贈呈してました。自分はヤマダ電機の株券を54750円で購入してたので、年間で6500円÷54750円×100=回収率11.87%分の優待をいただいてた事になります。商品券は現金化しやすいですし、こういうのも恩株を作りやすくする方法の一つだと思います。

 

元本を回収した株券は自分にとってお金を生み出してくれる大切な財産です。